幸せそうに見えることと幸せであること!

最近はずっと書込みをさぼっています。仕事が忙しくてなかなかその気にならなかったせいもあっったのですが。
新年度に入って少し気分に余裕ができてきましたので久しぶりに書込みをします。
私たちはこの地球上に生を受け、毎日毎日生活しているわけですが、幸せそうに見えることと幸せであることとは180度違うものであることを日々感じています。
大部分の人間は自分がどのように思い、どのように感じるかということより、他人が自分をどう思っているのか、どのように見ているのかということの方に大いに興味を持っているようにしか見えません。
自分が金持ちそうに見えるだろうか?賢そうに見えるだろうか?偉く見えるだろうか?バカみたいに見えはしないか?・・・・ということをたえず気にしているのです。これでは自分の人生が自分のための人生ではなく、まるで他人のために生きているようなものです。
自分が本当に幸せな人は、人から見て幸せそうに見えるかどうか?金持ちそうに見えるだろうか?などということは全く気にしないものです。
しかし、エゴ(自我)は他人が自分をどのように見ているかということの情報を集めた総和なのです。あの人が自分を美人であるといっていたとか頭が良いと言われた。人柄が良いといわれたなど他人が自分を見たときの評価を自分の本質であると思い込み、それをエゴとして形成しているのです。ですから毎に毎日鏡を見て一喜一憂しているようなものではないでしょうか。
本当に幸せな人は人がなんと思おうと自然に幸せだという感情が湧き上がってきます。本当に賢く、裕福な人は人が賢そうだとか金持ちだと思ってくれなくても全く気にしないし、おのずから裕福感を味わい、それだけで満足するでしょう。
とはいっても自分さえ良ければ他人がどう思おうと、どんなに迷惑をかけても自分さえ気持ちよければ良いということとは違いますがね。これを分けるものは、少なくとも自分がされたくないということは決して他人にはしないということですかね。

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