引き寄せの法則

過去の世界の有名人、成功者(成功の定義はさておいて・・・)はすべて運命の秘密を知っていたといわれ、アメリカでも大ヒットした映画「The Secret」のDVDがインターネットでも大きな話題になり、最近書店では「引き寄せの法則」関連の本が続々と発刊されています。
それらを読んでみますと、言っていることは仏教でも、また禅でも、言われていること、また「バーバの教え」、またそれを物質やお金の面で特化して書かれた永遠のベストセラー「ナポレオン・ヒルの思考は現実化する」など考え方の根本は同じであることがわかります。
しかし、なかなかそうは頭ではわかっているつもりでも、いざ現実の仕事や家庭の悩みなどに直面すると、なかなか実践していけないし、悩みや挫折感を抱いてしまうのが人間の人間たる所以なのかもしれません。
このところ「ザ・シークレット」の日本版、「ザ・キー」、「サラとソロモン」などを次々と読み続け、さらに「引き寄せの法則、エイブラハムとの対話」をなんとなく買ってしまいました。結局は「自分の経験や身の回りに起きる出来事はすべて自分の思考が作り上げている」ということ。つまり自分が磁石となって、「自分自身が引き寄せている」ということにつきるというものです。
 しかし、このアブラハムとの対話を読み、またまたおおいに感動してしまいました。最近は以前に書いたホ・オポノポノを実践し、自分の身のまわりに起こってくることが目に見えて変わってきていることを実感してきているのですが、その実感とあわせ考えると、この法則のすごいことがますます身に染みるように納得させられるのに驚嘆する思いです。
 自分の身の回りに起きてくることが明らかに変わってきている実感がある反面、しかしながら自分の考えに限界や制限を作ってしまっているということがあることを思い知らされるのがまだまだ未熟なところなのでしょう。
 しかし、そのような場面において、具体的にはどのようにすればいいのかが実践の方法としてたいへん詳しくまた具体的に書かれ、また、日ごろどうしても疑問に感じてしまうことも、質問と回答という形で非常にわかりやすく書かれているのが素晴しいところです。
 今の現在の私にとって気づかせてもらったことは数え切れないくらいにあるのですが、その中でもひとつ、以下のことは本当に素晴しい気づきになりました。
 それは、私たちは自分の経験は自分で引き寄せているとはいえ、自分の経験に他の人が割り込んできて、それに対処せざるをえず、結局は自分の環境や経験をぐちゃぐちゃにされるのではないか?ということを恐れてしまいます。しかし、エブラハムは「もしそういうことがおきているならば、それは過去の自分がそういうことになるのではないかという考えを持った結果であり、今この時点からその考えを変え、自分が見たいものや経験したいものにしか関心を向けないことを実践していけば、必ず引き寄せの法則が働き、自分が見たいもの経験したいものしか引き寄せないようになる」といい切っています。
これはこれからぜひ実践していきたいことです。
また仕事柄、公共事業に関するワークショップなどを実施したり、その提案などをしているのですが、自分のためのワークショップを日々実践していくことの必要性を感じています。最後に、この本に書かれていましたワークショップについて紹介しておきましょう。

ワークショップ
 わたしはここにいるのが好きだ。この時間の価値と力を認識している。わたしはここにいて、とてもいい気分だ。
 わたしは自分を総合的なパッケージのようなものだと思う。わたしが自分で選んで創り出す自分自身のパッケージだ。そのわたしはエネルギーに満ちている。疲れを知らず、なんの障害もなく軽やかに人生を生きていく。軽やかに自動車に乗り降りし、建物や部屋に出入りし、会話に加わっては離れ、人生経験の場面を出入りする自分が見える。何の苦労もなく、快適で幸せに生きている自分が見える。
 わたしには、今の自分の意図に調和した人たちだけを引き寄せる自分が見える。そして一瞬ごとに、自分が何を望んでいるかがますます明確になる。自動車に乗ってどこかに移動するとき、生き生きと健康で、時間通りに到着する自分が見えるし、そこでしようとすることについても十分に準備を整えている自分が見える。完璧に自分が選んだとおりの服装をしている自分が見える。ほかの人が何を選ぼうと、またほかの人がわたしの選択をどう考えようと、そんなことはどうでもいいと知っているのは、とても快適だ。
 重要なのは自分が自分に満足していることで、私は自分自身を眺めて確かに満足している。
わたしは人生のすべての面で自分には何の制約もないことを認識している。預金残高による制約はないし、人生を生きるうえでの選択にも経済的な制約はないと知るのは実に気分がいい。重要なのは「わたしはその経験がしたいかどうか」ですべてを決断することだ。「その経験をする余裕があるかどうか」で決断するのではない。なぜなら、自分は磁石で、いつでも自分が選ぶとおりの豊かさ、健康、人間関係を引き寄せられることを知っているから。
 わたしは絶対的かつ持続的な豊かさを選ぶ。宇宙の豊かさには限りがないことを知っているし、わたしが豊かさを引き寄せたからといってほかの人の豊かさを制約することにならないことを知っている。すべての人にとって十分な豊かさがあるのだ。大事なのはわたしたち一人一人がそれを知って、望むこと。そうすれば、みんなが豊かさを引き寄せるだろう。だからわたしは「無限」の豊かさを選択したが、だからといって財産を大事にしまっておく必要はない。いかなるものを望んでも、望むものを引き寄せる力が自分にあることを知っているからだ。別のものを欲すれば、またお金は簡単にわたしの元に流れ込んでくる。豊かさと繁栄は無限なのだ。
 わたしの人生はすべての面において豊かだ。わたしは自分と同じように成長を望む人に囲まれている。その人たちが望むままに、何になり、何をし、何を手に入れようとも、わたしにはそれを受け入れる意志ががあるから、その人たちはわたしの元へ引き寄せられる。もしその人たちの選択が気に入らなければ、それをわたしの人生経験に引き寄せる必要はない。わたしはほかの人たちと交流する。話し、笑い、その人たちの完璧さを楽しみ、その人たちは私の完璧さを楽しむ。わたしたちはみなお互いを尊重し、自分が好まないからといって批判したり文句を言ったりしない。
 わたしは完璧な健康体の自分を見る。絶対的に繁栄している自分を見る。活力にあふれ、物質世界の存在になろうと決めたときに強く望んだ人生経験を大切に楽しんでいる自分を見る。物質世界の存在になろうと決めたときに強く望んだ人生経験を大切に楽しんでいる自分を見る。物質世界での存在としてここにいいること、物質的な脳を使い、「引き寄せの法則」を通して宇宙の力にアクセスし決断を下すことは輝かしい体験だ。この素晴しい状態から、わたしはさらに同じように素晴しい多くのことを引き寄せる。これはとてもいいことだ。とても楽しいことだ。わたしはこのプロセスが大好きだ。
さあ、これからもっとたくさんの好きなことを探そう。豊かであるけれども病んだ人を見ても、その全体ではなく好ましい部分だけを収集すればよいのだ

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Posted by admin