非常識な成功法則

以前読んだ本でたいへんインパクトを受けたのは「ユダヤ人大富豪の教え」という本田健さんの書いた本です。単なるお金持ちになるノウハウ本だけではなく、特にこれから社会に出ようという若い人にとって、人間の生き方としてたいへん魅力的でインパクトのあるものでした。
 昨日はインターネットビジネスをしようとする人、いやサイドビジネスで成功しようとする人にとっては教祖的な存在ともいえる神田正典氏の書いた「非常識な成功法則」という本をたまたま支店でみつけ、たいへん面白くて一日で読んでしまいました。この本も成功法則というだけあっていかにお金をもうけるかということが主目的の本ではありますが、たとえば営業のあり方とはどうあるべきか、また仕事やミッションというものはどうして選択するかなどについても深く考えさせてくれる本です。特に私が感動したのは、「やりたいことを考える前にやりたくないことを考えなさい」ということでした。たとえば「会社を大きくしたい」という目標を持ったとしてそれだけを考え続けると、いやなk客と付き合わざるをえず、また仕事優先で家族をもないがしろにし、家庭崩壊となってしまいかねません。しかし、「自分がやりたくないこと」を先に考え、「いやな客とは絶対につきあいたくない」というところを前提で考えていくと作用と反作用の法則が起こってきます。そして自分勝手にやりたくないことを100%通すのだったら、やりたいことはその逆に120%でも200%でもやってみたいと思うのということです。つまりいやなお客と取引しないからこそ、付き合いたいお客とは魂をこめて仕事をするようになる、など本当にいままでの概念をがらっと変えさせるようなインパクトを持った本でした。是非一読されることをお勧めします。私も何度も読んでみたいと思っています。

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