不思議で魅力的なエネルギーワーク「クンルンネイゴン」

前回「それは在る」という書籍の紹介をしましたが、
そのとき同じ書店で、同時に購入した、当日入荷されたばかりの

「時空を超えて生きる」というKANさんの書かれた本を読みました。

kanさんがラグビーで脊髄損傷のような大けがをして、医者から再起不能であると告げられながらも不思議な老人との出会いから完全に回復する話から始まり、現実界と潜象界を自由に行き来し、ゴールドドラゴンボディを実現した体験などを読み、これまで色々と本で得てきた知識を、実際に体験された人がこの日本で生活しておられることにいたく感動を覚えました。

現在世界中を飛び回ってクンルンネイゴンというものを教えて回っておられることも知り、クンルンネイゴンについて色々な知識を集め始めました。

kunrun system

インターネットでもいろんな方が実践をされており、クンルンネイゴンのエナジーワークのセミナーが京都で開催されるという案内をみつけ、これは何をおいても参加しなければいけないという気持ちで、急遽セミナーに申し込みました。

 

セミナーは7月20日、21日の土日にかけて知恩院の会館で行われたのですが。、京都はうだるような暑さで、時間の合間にちょっとした見物もと思っていましたが、あまりに暑く、それどころではありません。

その日は西洋占星術的にはグランドトラインのピークで、新しいことを始めたり、意識の変容には最高の日であったことも何か祝福してくれていたような気もします(何でも都合のいいように、楽しい方向に考えます)。

楽しみに、首を長くして待ちに待ったセミナーで、心の準備を整えて、ワークに臨みました。

クンルンネイゴンとは聞き慣れない名前と思いますが、日本ではすでに2004年から開催されて、千人以上もの方が参加されてその評判があちこちのインターネットで紹介されています。

気功やレイキ、マトリックスエナジェティックス、シーターリング、瞑想など、いろんなことに興味を持ってきたにもかかわらず、これまでこのようなセミナーが催されているとは全く知らなかったのに自分でも不思議な感じがします。
なぜもっと早く気づかなかったのかと悔やまれますが、これも自分にまだそのセミナーを受ける準備ができていなかったことによるのでしょう。

クンルンネイゴンとは一見何か良く分からない名前ですが、あるサイトでは以下のように説明されています。『クンルンネイゴン』は、道教に伝わる覚醒のための実践法です。これが歴史に初めて現れたのは、7世紀頃と云われています。

伝承によると、覚醒を求めてクンルン(崑崙)山脈を旅していたリンという若く美しい女性が、雷神(天狗)から授けられたのがこの技法なのだそうです。

それ以来、覚醒への秘術として心から心へ、師から特別な弟子へと、一子相伝で大切に伝えられてきましたが、近年になって初めて一般に公開されました。

これは自己再覚醒法=リ-エンライトメントとも呼ばれ、宇宙の全てである本質と自分とを、再び結びつけてくれるものです。

クンルン=崑崙山脈
ネイゴン=内気功

クンルンネイゴンとは、いいかえれば
古くから道教の寺院で高度なレベルへ達した道士(タオイスト)にのみ一子相伝で伝わってきた秘伝の錬金術、芸術です。

ここで言う錬金術とは、鉛の身体から黄金の身体へと変容することを表しています。

それを道教の伝統ではゴールドドラゴンボディ、
仏教の伝統ではダイアモンドボディ、
チベットの伝統ではレインボーボディと呼ばれています。
これは水が蒸気になって消えていくように、身体がより精妙な周波数域へと移行してゆき、
最終的にサブクォークという物質の最小単位まで身体が分解されて、肉眼では見えなくなり、
潜象界(タオ、無の世界)に解け去る状態のことです。

チベットのある寺院に置いてある古文書にも、クンルンネイゴンの技法が載っていると言われています。

クンルンネイゴンを世に出したマックスクリスチャンセン氏は、
6歳の頃雷に打たれ覚醒をしました。

それから彼は中国の錬金術のマスターの家庭に養子に入り、様々な気功、錬金術を学び始めました。

彼は40年以上に渡って世界中を旅しながら、
道教マオシャン派、チベット密教ニンマー派、
モンゴリアンシャーマニズム、
ネイティブアメリカンのヤキ族とナバホ族、
ハワイアンシャーマニズム、
古代エジプトの秘教等について学んできたとのこと。

クンルンネイゴンとレッドフェニックスは、彼が今まで学んできたものの中で、最もパワフルとのことです。何十年も悟りを求めてきた修行者が最後に出会える秘法、さまざまな覚醒手法の根底にある技術ともいわれています。

日本にやって来たマックスクリスチャンセン氏が2004年に初めて一般に公開し、
現在日本では1500人以上の方が習っています。

創始者であるマックスクリスチャンセン氏が世界で初めてクンルンを教える認定を与えたのがKan.さんと由紀さんといわれ、マックスさんはアメリカに修行に帰り、Kanさんと由紀さんによって指導が受け継がれているとのこと。

今回のセミナーも、豪華にもクンルンを体得された、Kanさん、由紀さんのお二人から直接クンルンを伝授していただけるというもので、マスターのエネジーに直接触れられるこのセミナーは私にとって貴重なものでした。

さわるだけで病気がなおるとか、イエスのように愛で魂を包み込むだけで、危害を加えようと思った相手ががへたり込み、急激な回心をするなど、超人的な技法は、単なる理論や理屈などを説明しただけでは決して体得できない。そういったものは、それができる人と寝食を共にするだけ、あるいは楽しく酒などを酌み交わすだけで、伝染するように体得するものである。とわれていることからも、そういった覚者のエナジーと場を共有し、一体化することが最も大切なことであるといろんな方が言っておられることもあって、なんとしても参加したいセミナーでした。
たまたま今何十年ぶりで「空海の風景」を読んでいますが、空海が不思議な力で呼ばれるようにして唐に渡り、恵果から密教を伝授されたのもそういったものではなかったかと思い起こさせてくれます。

もとより私など空海を引き合いに出すのも恐れ多いことですが、このような種類の覚醒、悟り、大いなる気づきの体得というものは、それぞれの魂に応じて、このような原理や形で行われていくものではないかと思い至りました。

受講してみると型ぐるしい理論や堅い話は一切なく、精妙なエナジーを、如何に楽しみながら感じ取っていくかというワークでした。

受講された方も老若男女様々ですが、共通の意識を持って集まった方々の意識やエナジーが、講師のお二方と一体に混じり合って一つのフィールドを作り上げ、そのフィールドの素晴らしさを存分に味わうことができたのは感激ものです。

当面の所、深く理解しえたのは、悟りに至る道筋として、意識が肉体を動かし、肉体が体の精妙なエネルギーを動かし、これまで眠っていた脳や細胞、DNAを変化させるのではないかということです。

たくさんの秘儀を教わりましたが、空海が伝承した密教の三密(身密、口密、意密)の重要性、また仏様の組む印契(ムドラー)の意味も良く分かったような気がします。これはクンルンを毎日続けることによって頭ではなく、体や意識で体得するものなのでしょう。

これから毎日やり続ける必要がありますが、やる度に新しい感覚が起こってきて、たいへん楽しみです。
2,3日続けたところでは、体の芯からブロックがはずれ、何とも言えないような気持ちの良さが体の隅々まで満ちあふれてきます。なんとなく身体の境界がなくなってきて宇宙と一体となれるような感覚が少し感じられるようになったような気がしてきます。

起こってくることには何もこだわらず、あるがままの宇宙を感じ取っていくことが必要なのだと思います。

最近出会った本や、感動する出来事など書きたいことは山ほどあるのですが、クンルンネイゴンの経過など少しずつ書いていくことにしたいと思います。

クンルンネイゴン  時空を超えて生きる―潜象界と現象界をつなぐ

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