なぜアトピーに水素水や水素風呂が治療効果があるのでしょうか?

これらの記事にも書きましたように、アトピーには水素水や水素風呂が素晴らしい効き目がある事を日々体験しつつあります。

ではなぜアトピーに水素水や水素風呂が治療効果があるのでしょうか?

水素水は本当に健康に良いのでしょうか?

多くの病気は「活性酸素」が原因と言われています。また老化にも「活性酸素」が大きく関わっていることが明らかにされています。
我々人間が呼吸した酸素の約3%は活性酸素に変化しますが、それ以外にもストレスや過激な運動、飲酒や喫煙でも体内で活性酸素が発生します。
そのため、常に発生する活性酸素を即座に消去していかないと細胞や血管が錆びて病気や老化が進行する原因となります。

近年、水素の作用として、この活性酸素を消去する抗酸化作用が強力である事が発見されましたが、その他にも多数の効果があり、健康維持、病気予防、老化予防や、多くの病気治療への利用が始まっています。この治療には副作用がないことも大きな特徴です。

水素水は特にアトピーに効果的だと言われていますがそれはなぜでしょう?

最近の研究では、アトピー性皮膚炎の症状緩和に水素水が有効であることが明らかになりつつあります。
また個人差は当然ありますが、私の経験でも水素風呂などは入った初日から「これは凄い効き目がある」と驚かされるほどの効果が感じられています。

アトピー性皮膚炎の患者に対して、水素水を服用または患部に塗布することで皮膚の炎症の改善効果が現れたという報告は、国内でも海外でも報告されており、マウスなどの動物実験でも同様の結果が得られたことも報告されています。

また2015年12月15日放送のTBS「健康カプセル!ゲンキの時間」では、順天堂大学のアトピー治療に水素水風呂を利用していることが公開されているように、多くの皮膚科クリニックでアトピー性皮膚炎の治療として実際に水素水が利用されているようです。

アトピー性皮膚炎とは、本来であれば細菌やウィルスなどの外敵を攻撃するべき免疫細胞が、自分の体の組織を攻撃することで生じる自己免疫疾患です。

外敵と戦うはずの免疫が、間違って自分の体の細胞を攻撃する理由についてこれまで謎でした。

ところが最近の研究で、体の中に発生する活性酸素などの酸化物質が正常な組織を酸化・変性させてしまい、免疫細胞が異物と判断して自身の体の組織を攻撃して炎症が起こるということが明らかになっています。

免疫細胞が外敵を攻撃する際に武器として活性酸素を放出し、更に正常な組織が傷つけられて悪循環に陥って全身の皮膚に炎症が拡がることになります。

酸化物質(活性酸素)が皮膚炎の原因であれば、原因物質である活性酸素を何らかの方法で除去すれば炎症の症状が緩和されることが期待されます。

そこで水素水を摂取することで体の酸化物質が除去され、正常な細胞が傷つけられなくなって皮膚炎の症状が緩和されるという説が有力視されるようになってきました。

またこれ以外にも水素水によって皮膚炎の症状が改善される理由として、活性酸素を除去することによって、免疫細胞が本来の働きを取り戻すことで自身の体を誤って攻撃しなくなるというメカニズムも考えられています。

いずれの理由にせよ、水素水を飲むか患部に塗布することで水素を摂取して酸化物質を除去することでアトピー性皮膚炎の症状緩和効果を期待できる可能性が高いということなのです。

最近の研究については以下の動画が参考になります。

どんどん研究が進んでかゆみや炎症が早く緩和されるようになればうれしいことですね。

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