地球は、「宇宙の大劇場」ともいうべき幻想(夢)の世界であった

地球は、「宇宙の大劇場」

舞台裏があの世
舞台監督が神様・聖霊

昨年世界中の多くの人に愛され、尊敬されたインドのサイババ様がなくなられました。予言していたよりも早くなくなられたとのことですが、ここに深遠な神様のシナリオが感じられるように思います。
サイババさんの「この世の出来事はみなリーラ(神の戯れ、神の庭の遊戯)である」という言葉は私には忘れられない言葉です。

この、世の中はみな神の大劇場であるという話は最近はいろんな本で語られることが多くなりましたが、辛いことがあるとき、また何とも憎憎しい思いをする時などにこのことが頭に浮かび、つらい出来事もスーと楽になるとともに、本当にこの世に生まれたことの喜びを感じることが出来ます。

人間は地球に生まれてくる前に、地球上で不自由な肉体をまといながらも、肉体でしか体験できない、または肉体をまとってこそ大きく魂を飛躍させる様々な経験を積むための「ものがたり」を用意します。
そしてその「ものがたり」を最も効果的にするために、善人役、悪人役、親の役、恋人役など様々な配役を決めます。

時には悪人役、憎まれ役などは、いやでも泣く泣く引き受けることもあるようです。そうまでしてみんなの魂の成長を願って、深い愛情に包まれてこの世に生まれてくるのですね。また、本当にこれは監督でもある神様の愛以外の何ものでもないと思います。

しかし、生まれた途端にみんなそのようなあの世での取り決めは忘れて、すべての人がその役になりきってしまい、現実の苦しさや憎しみにはまり込み現実であると思ってしまうのですね。
殺してやりたい程憎い人間でも、本当は気づきのために泣く泣く憎まれ役を演じてくれている魂であり、自分の至らぬところや意識の間違いを教えてくれる先生だということです。

病気や別れ、絶望や挫折なども一見不幸せな出来事に見えますが、これも神の愛の表れであると思うと自然に感謝の言葉が口をついて出てきます。まさに神様のリーラ(神の庭の遊戯)です。

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