海外旅行に最適なクレジットカードはどれ？

これまでの国内出張や海外の視察旅行、ビジネス旅行を通じてクレジットカードについてはいろんなことを経験しました。

そこでこれらの経験からクレジットカードの自分なりの選び方を記してみました。

「経験１」
海外ではクレジットカードは必ず持っていなければならない。
海外旅行する方は常識となっていますが、海外、特に先進国では現金はほとんど使わなくなっています。特にアメリカでは100ドル札など持っていますと怪しまれますし、買い物する場合にもパスポートとクレジットカードを提示させられる場合があります。
個人の信用度をアピールするためにもクレジットカードは必ず最低1枚は持っていなければならないと言ってもいいでしょう。
「経験２」
飛行機はよく遅れたり欠航することがある。

ニューヨークへ一人でビジネス目的で行ったとき、たまたま冬であったためニューヨークの空港は大雪で、空港が一時的に閉鎖されてしまいました。
そのためニューヨーク行きの便は出発が6時間ほども遅れる始末でした。そこで困ったのは出発までの待ち時間です。
短時間ならスナックやレストランで時間をつぶせますが、6時間にもなるとそうはいきません。そのときに思ったことは、空港ラウンジが無料で使用できるということがなんとありがたいことかということでした。飛行機はそういう意味では発着の遅延はつきものですから、それに対応できる何らかの自衛策が必要であることを身にしみて感じました。

「経験３」
海外では盗難に遭うリスクが高い。
ビジネス仲間と香港に行ったときでしたが、深圳への国境を超える橋の上でスリに遭ってしまい、現金及びクレジットカードなどが気がつかないうちに盗まれてしまいました。

幸いパスポートは無事でしたが、すぐにクレジットカードの停止の連絡をし、何とか被害は現金のみですみました。
海外ではクレジットカードの所持は必須ですが、そういった盗難の場合のサービスにも大きな差がありますので、そのような観点から選ぶことが重要です。
「クレジットカードの選び方」（海外で役立つクレジットカードはどれ？）

その他にもいろんな要素がありますが、私の上記の経験から、クレジットカードのサービスで大切な3点は以下のようになります。

クレジットカードは必ず1枚は持つ。

この場合に、海外で使えないカードを持っていても仕方がないので、最も良いのはVISAかMASTERいずれかのカードを1枚は持つことと思います。
私がメインに使っているのはユナイテッドのマイレージプラスのJCBカードです。JCBは日本発のカードであるため、国内では全く不便を感じませんし、マイレージプラスカードはたいへん使いよいです。しかしこの間シアトルに行ったときには、JCBカードが使えない店がいくつかあって、マスターカードと併用していました。

空港のラウンジが無料で使えるカードを持つ

飛行機は欠航出発遅れや欠航、到着の遅延がよく起きます。その時のために、空港のラウンジが使えるカードを持つとたいへん助かります。
国内空港はゴールドカード以上のカードであれば無料で使えますが、海外ではほとんど使えないため、もっと良いのは

ビジネスクラスに乗る方の入れるラウンジの利用、
ANAなどの航空会社の上級マイレージ会員のみが利用できるラウンジの利用、
プライオリティパスの会員になって世界600箇所もの空港ラウンジを使用できるようになること。

などがたいへん便利になります。
そういう目で見るとそういう特典が利用できない一般の乗客にとって最も簡単で有利な方法は、クレジットカードの会員サービスに付帯されている、無料でプライオリティパスの会員になれるサービス（別途解説します）がたいへんありがたいものになります。
私はこれをねらってMUFGニコスのプラチナアメックスカードを持つことにし、同時にプライオリティパスの会員にも登録しました。

カードの盗難に遭った場合にも手厚いサービスのあるクレジットカード

これはあまり頻繁に遭遇することではないのですが、海外では日本のように治安は良くありません。そこで私のように数人に取り囲まれて財布やカードをすられるとうことも起こり得るのですが、私の場合はすぐに盗難届けを出しました。

その時に持っていたカードはアメックスのゴールドカードでした。香港ですぐにアメックスに連絡しますと女性の方が出られ、一時的にすぐに現金を立て替えましょうと言ってくれました。またカードも即時に発行してもらいたいへん助かりました。そのときにアメックスカードのサービスの素晴らしさに感激しました。
また海外では急な病気になったときや、捜索救助などにも保障がついているといないのではいざというときにいい気な違いが出てきます。
私は今はこのアメックスゴールドは使っていませんが、MUFGニコスのプラチナアメックスにしたのもアメックスのサービスにたいへん助けられた思い出があるからです。

この続きはこちらへ